
ワンタッチテント専門店コラム
大型ワンタッチテントの簡単な組み立て方・たたみ方のコツ
大型ワンタッチテントの組み立て方、たたみ方、片付け方をテント専門店の視点で解説。イベントや学校行事で慌てないための設営手順、撤収時の注意点、確認したいポイントも紹介します。
大型ワンタッチテントは、イベント、学校行事、運動会、スポーツ大会、マルシェなどで使いやすい便利なテントです。フレームを広げるだけで設営できるため、一般的な組み立て式テントよりも短時間で準備しやすいのが大きな魅力です。
ただし、「ワンタッチ」という名前だけで簡単だと思って作業すると、フレームがねじれたり、天幕がうまく張れなかったり、撤収時に収納袋へ入らなかったりすることがあります。特に大型サイズは、1人で無理に広げると骨組みの破損につながるため注意が必要です。
この記事では、大型ワンタッチテントの組み立て方とたたみ方の基本、設営・撤収をスムーズにするコツ、ポイントをわかりやすく解説します。
大型ワンタッチテントは何人で設営するのが安全?
大型ワンタッチテントは、基本的に2人以上で設営するのがおすすめです。3m×3m程度であれば2人、3m×6mなどの大型タイプであれば4人いると作業しやすくなります。
1人でも広げられる商品はありますが、イベント用や業務用のテントはフレームが大きく、片側だけに力がかかるとゆがみや故障の原因になります。学校や自治体、企業イベントなどで使う場合は、事前に担当者を決めておくと当日の準備がスムーズです。
設営前には、次の点を確認しましょう。
- 地面が平らで安定しているか
- 風が強くないか
- 周囲に人や車、看板などがないか
- ペグやウエイトを設置できる場所か
- 天幕やフレームに破損がないか
特に屋外では、テントを広げた瞬間に風を受けやすくなります。設営と同時にウエイトや重りを準備しておくことが大切です。
大型ワンタッチテントの組み立て方

ワンタッチテントの構造は商品によって多少異なりますが、基本の流れは共通しています。
1. 収納袋から本体を取り出す

まず収納袋からフレームと天幕を取り出し、設営場所の中央に置きます。脚を引きずると地面で傷がつくことがあるため、できるだけ持ち上げて移動しましょう。
天幕が取り外し式の場合は、フレームを完全に広げる前に天幕をかぶせておくと作業しやすくなります。
2. フレームを少しずつ広げる
作業者が対角線上に立ち、フレームをゆっくり外側へ広げます。一気に引っ張るのではなく、全体を少しずつ広げるのがポイントです。
途中で引っかかる場合は、無理に力を入れず、ジョイント部分や脚がねじれていないか確認してください。強引に広げると、骨組みが曲がったり、接続部が外れたりすることがあります。

3. 天幕を整えて固定する
フレームがある程度広がったら、天幕の位置を整えます。四隅がずれていると、屋根部分にしわが寄り、雨水がたまりやすくなります。
面ファスナーや固定ベルトがある場合は、フレームにしっかり固定しましょう。天幕が浮いた状態だと、風であおられやすくなります。

4. 脚を伸ばして高さを調整する
脚のロックを確認しながら、順番に高さを上げます。片側だけを先に最大まで伸ばすのではなく、四隅を少しずつ均等に上げると安定します。
高さ調整のピンが確実に入っているかも必ず確認してください。ロックが甘いまま使うと、使用中に脚が下がるおそれがあります。

5. ペグ・ロープ・ウエイトで固定する
最後に、ペグ、ロープ、ウエイトでテントを固定します。アスファルトやコンクリートの上ではペグが使えないため、専用ウエイトや重りを使用します。
ワンタッチテントは設営が簡単なぶん、固定を後回しにしがちです。しかし、屋外イベントでは風対策まで含めて設営完了と考えましょう。

たたみ方・片付け方のコツ
撤収時は、設営の逆順で進めます。急いで片付けるとフレームや天幕を傷めやすいため、イベント終了後も落ち着いて作業することが大切です。
天幕の汚れと水分を落とす
雨や朝露で濡れた天幕をそのまま収納すると、カビやにおいの原因になります。完全に乾かせない場合でも、帰宅後や倉庫に戻した後に一度広げて乾燥させましょう。
砂や泥が付いている場合は、柔らかいブラシや乾いた布で落としてから収納します。
脚を縮めてからフレームを閉じる
脚の高さを下げ、ロックを解除してからフレームを閉じます。複数人で四隅から中央へ向かって少しずつ押すと、きれいにたためます。
途中で止まる場合は、フレームのねじれや天幕の巻き込みを確認してください。無理に押し込むと、骨組みの曲がりやジョイント破損につながります。
収納袋に入れる前に向きを整える
フレームが完全に閉じたら、天幕やベルトがはみ出していないか確認します。収納袋に入らない場合は、たたみ方がずれていることが多いため、力任せに押し込まず形を整えましょう。
よくある失敗と対策
大型ワンタッチテントでよくある失敗は、片側だけを強く引っ張ること、天幕をずらしたまま広げること、濡れたまま収納することです。
また、撤収時にフレームが閉じない場合は、どこかが引っかかっています。力で解決しようとせず、脚、ジョイント、天幕の巻き込みを順番に確認してください。
使用後にフレームの曲がりや部品の外れを見つけた場合は、次回使用前に修理や部品交換を検討しましょう。破損したまま使うと、設営中や使用中の事故につながる可能性があります。
まとめ
大型ワンタッチテントは、正しい手順を知っていれば短時間で設営・撤収できる便利なテントです。ポイントは、2人以上で均等に広げること、天幕をきちんと固定すること、脚を順番に伸ばすこと、最後に必ずウエイトやペグで固定することです。
たたみ方も同じように、無理な力をかけず、汚れや水分を落としてから収納することで長く使えます。
イベントや学校行事で安心して使うためには、購入時に設営方法、収納方法、修理パーツの有無まで確認しておくとよいでしょう。
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用途、サイズ、設置場所、風対策、横幕、名入れまで決まっていない段階でも相談できます。イベントや学校行事で安全に使うために、必要なオプションもあわせて確認しておきましょう。
