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イベントテントの撤去・収納方法を解説

「イベントテントの撤去・収納方法がわからない!」
「出来るだけスムーズにイベントテントを片付けるには?」
「収納の仕方でイベントテントが長持ちするの?」

イベントテントを片付けようとした時、片付け方がわからなくて困る事ありますよね。
そんな時のために、イベントテントのたたみ方、収納方法をお教えします!
イベントテントをスムーズに撤去する方法や、お手入れ方法、収納方法をご紹介します。

1 パイプ組み立て式テントの撤去方法とは?

イベントが無事終了して、一日お世話になったイベントテントの撤去。
まずどこからイベントテントを解体すればよいのでしょうか?
イベントテントのスムーズな撤去方法についてご説明します。

※イベントテント解体前の注意点として、安全のため必ず手袋をして、周囲の安全を確認して大人が2名以上で行うようにしてください。

【パイプ組み立て式テントの場合】
①横幕や重りを使用している場合は、横幕や重りを外します。

②天幕に付いている全てのヒモをほどきます。

③全ての筋交いを外します。

④柱を片側ずつ倒します。
3名でイベントテントを解体する場合、片側3本ある柱を1人1本ずつ持ち柱を倒します。

⑤反対側の柱も同じ様に倒します。

⑥天幕をはずします。

⑦天幕を畳み、天幕収納袋に入れます。
天幕に汚れや水滴がついたまま収納していまうとカビの原因になります。乾いたタオルで軽く拭き取り、水滴が残らないようにしてください。

また、その場で汚れを落とす時間が無い場合や、スペースが無い場合は、後日必ず汚れを落としてから収納するようにしてください。天幕をコンパクトに折りたたむ事で、収納袋や箱に綺麗に収納が出来て、保管する場所をとらずに済みます。

⑧テントのパイプを解体して種類ごとにまとめ、パイプの上と下をヒモで縛ります。
パイプ収納袋がある場合は、収納袋に入れて完了です。

2 ワンタッチテントの撤去方法とは?

【ワンタッチテント(ミスタークイック)の場合】

※イベントテント解体前の注意点として、安全のため必ず手袋をして、周囲の安全を確認して大人が2名以上で行うようにしてください。

①ロープ先端に取り付けた、杭を全て外します。
横幕や重りを使用している場合は、横幕や重りを全て外します。

②天幕の固定を全てはずします。ロックを解除し、フレームを下げます。

③本体フレームを中央に向かって、左右から縮めていきます。

④天幕を取り外します。天幕は折りたたみ、天幕収納袋に入れます。
※天幕は付けたままでも収納できますが、取り外して収納すると摩擦する機会が少なくなり長持ちします。

⑤本体フレームを左右から浮かせながらゆっくりと縮めて、
最後は柱と柱を両手で持ってつかめるくらいに縮めます。
※フレームを縮める際は、手や指などを挟まないように注意してください。

⑤フレームに、専用の収納バッグをかぶせて完了です。

3 イベントテントのお手入れ方法とは?

【イベントテント使用後のお手入れ方法】

イベントテントを綺麗に使い続けるには、使用後のお手入れが重要です。
イベントテントをご使用後のご参考にしてください。

①天幕の汚れを落とす
テントは、汚れや水分が付いたまま片付けないでください。天幕の汚れがひどくなると美観を損なう上、耐候性、耐久性も悪くなります。
まず、天幕を広げて汚れを落とします。テントは防水加工が施されているので、軽い汚れは、水に濡らしたタオルで優しく拭き取ります。
ひどい汚れは、中性洗剤を使用して汚れを落とし洗います。
洗剤がテントに残らないようにしっかりと洗い流して、洗った後はタオルで水気を拭き取ります。
※注意 洗剤は、中性洗剤のみを使用してください。塩素系やアルカリ性の洗剤を使用すると、表面の加工が剥がれてしまったり、天幕を傷付けてしまう恐れがあります。

②天幕を十分に乾燥させる
テントを手洗いした後は、濡れた天幕を十分乾燥させる事が大切です。
乾いた布で水気を拭き取り、陰干しで表裏ともよく乾かすようにします。
水気がついたまま、保管してしまうとカビや悪臭の原因となります。また、砂埃や汚れが付かない場所でテントを干すようにしてください。

③フレームに付いた汚れを落とす
フレームを汚れたまま片付けると、傷が付いたりサビの原因になります。
軽い汚れは、乾いた布やタオルで拭き取ってください。
柱についた汚れが拭き取れない場合は、柔らかいブラシを使い水洗いします。水洗い後は、素早く水気を拭き取り、パイプ内までよく乾かします。
水気が付いたままにするとサビの原因になります。

④天幕、フレームに破損が無いかチェックする
次にイベントテントを使うときに問題無く使えるように、天幕、フレームに破損が無いかチェックします。
破損や故障があった場合は、そのままにせず「天幕に破れあり」や「パイプに破損あり」と見てすぐわかるように、張り紙をして使用は控えてください。
破損したまま使用すると、さらなる故障が起きたり、大きな事故にも繋がります。
塗装部のはがれやサビを発見した場合、市販の補修用品で早期に塗装、補修を行ってください。
ボルト、ネジに緩みが無いか定期的にチェックをして、緩んでいたら締めるようにしてください。
その際、締めすぎるとネジが空回りして壊れるおそれがあるので、適度の締めるようにしてください。

イベントテントをいつでも安全に使用出来るように、問題がないか定期的にチェックすることも大切です。
テント専門店「テントショップ」で購入したイベントテントは、修理や部品交換のアフターサービスが受けられます。是非ご活用ください。

4 イベントテントの収納場所とは?

イベントテントを長く使うためには、イベントテントをどこに保管するのかも重要です。
イベントテントは、湿気に弱く、湿度が高い場所に保管すると天幕にカビがはえてしまったり、フレームがサビてスムーズに開閉出来なくなってしまいます。イベントテント天幕、フレーム破損の原因にもなりますので、保管場所には注意する必要があります。長期間、しまいっぱなしもテントを劣化させてしまう原因です。特に文字が入った天幕は、定期的に使用しなければ、文字同士がくっついて剥がれてしまう場合がありますので注意が必要です。

●高温多湿を避ける
高温になる場所や、湿度が高い場所に長期保管されると、天幕が傷んだり、カビがはえたり、ひっついたりする事があるため、定期的にひろげてメンテンスすることをおすすめします。

●直射日光を避ける
イベントテントの天幕には、防水・防炎・UVカットなどの加工がされており、直射日光が当たる場所での保管は加工の劣化を進めます。表面がボロボロの場合、買い替えが必要になります。カラー天幕は、色あせの原因になりますので注意が必要です。屋内でも、窓の近くなどで日が当たる場所や、高温になる場所は避けるようにしてください。

5 イベントテント収納や持ち運びに便利なオプションとは?

パイプ組み立て式テントやワンタッチテントは、大型サイズになるにつれて重量も重くなります。
イベントテントの収納や持ち運びに、便利なオプションはあるのでしょうか?

「パイプ組み立て式テント」
持ち運びに便利なオプションとして「パイプ収納袋」があります。
持ち手が付いているので持ち運びにも便利です。2間×3間では1台で3枚必要になります。パイプ組み立て式用 収納袋

「ワンタッチテント」
簡単に運ぶことが出来る専用台車があります。
車輪が付いているため、1人で楽に移動が出来ます。ワンタッチテント用 折りたたみキャリー台車

6 最後に

イベントテントの撤去、収納方法について、いかがでしたでしょうか。イベントテントの撤去、収納の方法で困った時、お役立ていただければ幸いです。
テント専門店「テントショップ」では、イベントテントの選び方からご購入後のお困りごと、イベントテント買い替えまでトータルでサポートします。お気軽にお問い合わせください。

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記者:タカハシ
こんにちは、タカハシです。
イベントや市場向けの最適なテント選びについて情報を発信しています。
テントの選定は大きさやデザインだけでなく、耐候性や設置の容易さも重要です。
ブログでは、これらの要素を詳細に解説し、皆さんが最良の選択をするためのアドバイスを提供します。
また、テントの設置やメンテナンスの方法、耐久性向上やヒントを発信していきます。